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第103回全国高校野球選手権

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京都・センバツ初出場物語

/5 京都二中(第19回・1947年) 鳥羽(第72回・2000年)/下 /京都

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鳥羽は1回戦で埼玉栄を降してセンバツと阪神甲子園球場で初勝利。この大会で3勝して準決勝に進出した=2000年3月29日、小関勉撮影 拡大
鳥羽は1回戦で埼玉栄を降してセンバツと阪神甲子園球場で初勝利。この大会で3勝して準決勝に進出した=2000年3月29日、小関勉撮影

伝統校継承、復活の4強

 1984年、京都市立洛南中の移転に伴い、京都二中の旧校地に新たな府立高校として鳥羽が開校した。同年夏には、日本高野連で保管されていた京都二中の第1回夏の優勝旗レプリカなどが移され、京都二中の流れをくむ学校として認知されるようになった。

 鳥羽は体育系のコースが設置されたこともあって、開校と同時に創部された野球部も次第に力をつけ、90年秋の府大会で初優勝。99年秋は近畿大会で準優勝し、2000年春の第72回センバツ出場校に選出された。出場回数について「53年ぶり2回目」なのか「初出場」なのか、論議はあったが、第1回夏の優勝校の伝統継承を望む声は強く、京都二中の全国大会の記録も引き継ぐことになった。

 3月29日の1回戦は、多くの京都二中OBも見守る中でエース谷口が好投し、7―2で埼玉栄に快勝。いったん消えた伝統は半世紀以上の時を経て復活し、センバツと阪神甲子園球場での初勝利が記録された。勢いに乗った鳥羽は2回戦で長野商、準々決勝で明徳義塾を降し4強入りした。

 鳥羽として3回目の出場となった12年春の第84回センバツから、ユニホームの左袖には京都二中を意味する「KSMS」のロゴが入り、伝統はより確かに継承されている。【矢倉健次】=随時掲載

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