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第103回全国高校野球選手権

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選手の背中押す歌声を センバツ開会式で国歌独唱に意欲 県西宮3年柏原さん /兵庫

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センバツ開会式で君が代を歌う柏原雅さん=兵庫県西宮市で、井上元宏撮影 拡大
センバツ開会式で君が代を歌う柏原雅さん=兵庫県西宮市で、井上元宏撮影

 19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の開会式で、県立西宮高音楽科3年の柏原雅(みやび)さん(18)が君が代を独唱する。伸びのある輝かしい歌声で2020年の全日本学生音楽コンクール全国大会で声楽部門高校の部1位になった。柏原さんは「中止になった昨年の大会に出るはずだった選手の分までエールを込めて歌いたい」と意気込んでいる。

 音楽教室を営む母親のもとで小学1年からミュージカルを通じ、楽しみながら歌や踊りを学んだ。声楽の道を歩もうと、県内の公立高校で唯一音楽科がある県西宮へ。学生音コンと瀧廉太郎記念全日本高校声楽コンクールでの優勝を目指し、2年生の夏からは好きなミュージカルも封印して、レッスンに打ち込んだ。

 だが、新型コロナウイルス禍で20年秋に予定されていた瀧廉太郎コンクールが中止され、一晩号泣。「センバツが中止され、泣いていた野球部員の気持ちと同じだと思います」。周囲から「次で頑張れ」と励まされて立ち直った。自宅でも歌の練習を重ね、歌詞の意味をとらえようとイタリア語を学び、学生音コンで栄冠をつかんだ。

 将来はミュージカルの世界を志し、「人前で歌うのは緊張しない方です」とほほ笑む。「『みんな頑張れ』と背中を押せるような歌声を響かせたい」と話している。【井上元宏】

〔神戸版〕

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