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コロナ禍で甲子園中止 強豪校の球児追う あの夏、プレー楽しんだ 作家・早見和真さん

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=内藤絵美撮影
=内藤絵美撮影

 第93回選抜高校野球大会は、19日に阪神甲子園球場で開幕する。2020年は新型コロナウイルス感染拡大でセンバツに続き、夏の甲子園も戦後初めて中止となった。元高校球児の作家、早見和真さん(43)は、目標とする甲子園を失ったことで苦悩する二つの強豪校のひと夏を追いかけた自身初のノンフィクション「あの夏の正解」(新潮社)を17日、発売した。心が揺れ動く高校球児、そして早見さんがたどり着いた「答え」とは。

 「うちらしいきびきびした行進ができた。夏はあそこに立てるよう頑張る」。1995年3月26日の毎日新聞神奈川県版。第67回センバツの開会式を三塁側スタンドで見守った桐蔭学園高校野球部3年、早見和真さんのコメントが掲載されている。そう、当時17歳だった早見さんである。「『うちらしいきびきびした行進』なんて、当時はまったく思っていなかった。高校球児ほど本音を口にしない人間はいません。僕は監督や周囲が求…

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