特集

第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会(2022年)の特集サイトです。

特集一覧

勝利へ・2021センバツ鳥取城北

スタッフ紹介/上 豊福乃碧さん/忍海部愛唯さん/丹代零知コーチ /鳥取

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
マネジャーの豊福乃碧さん(左)と忍海部愛唯さん(ともに2年)=鳥取市国府町三代寺で、野原寛史撮影 拡大
マネジャーの豊福乃碧さん(左)と忍海部愛唯さん(ともに2年)=鳥取市国府町三代寺で、野原寛史撮影

 19日開幕の第93回選抜高校野球大会に出場する鳥取城北では、多くの人が選手を支えている。ナインや山木博之監督とともにセンバツ初勝利を目指すチームスタッフを紹介する。(この連載は野原寛史が担当します)

縁の下で選手支える 豊福乃碧(とよふく・のあ)さん(2年)=写真左/忍海部愛唯(おしかいべ・めい)さん(2年)=写真右

 マネジャーとして、2学年で70人を超える大所帯を縁の下で支える。練習の準備や雑務など仕事は多岐に渡り、「好きな野球に携われるので苦ではないが、拘束時間は長い」(豊福さん)と多忙だ。それでも「チームが成長した姿や勝った瞬間を見ると、やりがいを感じる」(忍海部さん)と笑顔を見せる。

 2人とも兄が野球部OB。公式戦では記録員を務め、試合中に山木博之監督から投手の球数などの質問を受けた時は「すぐに聞かれたことに答えられるように心がけている」(豊福さん)という。センバツでもどちらかがベンチ入りする見込みだ。「甲子園は自分たちにとっても憧れの場所。楽しみながらチームを支えたい」(忍海部さん)と意気込む。

得点つなぐ走塁助言 丹代零知(たんだい・れいち)コーチ(27)

ノックを打つ鳥取城北の丹代零知コーチ=鳥取市国府町三代寺で、野原寛史撮影 拡大
ノックを打つ鳥取城北の丹代零知コーチ=鳥取市国府町三代寺で、野原寛史撮影

 主に走塁・守備の指導を担当。伝統の強打を得点につなげる走塁技術は、多くの選手が助言を受けている。

 地元・北海道の旭川南高時代はレギュラーは取れなかったが、その代わりに「チームにどんな形で役立つことができるか」を考えて取り組んだという。プレー以外でも仲間が衝突した際に仲裁したり盛り上げ役を担った経験が、現在の指導で「打てなくても走れるというように、一つでも勝負できる能力を伸ばしてあげたい」と考える礎になっている。

 自身は足が速くなかったが、「走塁は足が遅くても勝負できる」と技術や駆け引きを重視。秘めた機動力を“聖地”で発揮できるよう、「失敗してもいいから挑戦しよう」と選手たちを鼓舞する。

あわせて読みたい

マイページでフォローする

最新写真

スポニチのアクセスランキング

現在
昨日
1カ月

ニュース特集