柏崎刈羽原発 規制委が再稼働審査を保留 セキュリティー問題で

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新潟県の東京電力柏崎刈羽原発=本社機「希望」から西本勝撮影
新潟県の東京電力柏崎刈羽原発=本社機「希望」から西本勝撮影

 東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)のセキュリティー対策に不備があった問題で、原子力規制委員会は17日の定例会で、東電が再稼働を目指している同原発7号機の核燃料の装着のための手続きを、当面保留する方針を決めた。再稼働に向けた手続きが凍結されることになる。

 同原発では2020年3月から約1年間、敷地内への侵入者を検知するための機器16個が故障し、代わりの設備10個も30日以上、十分機能していなかったことが、16日に発覚。規制委が核物質の防護対策で、4段階評価のうち「最悪のレベル」と評価していた。

 この問題を受け、規制委の更田(ふけた)豊志委員長は17日の参院予算委員会で、同原発の安全管理について定めた「保安規定」に言及し「(原発7号機の再稼働の前提として了承されていたが)変更も視野に入れ、今後の検査を進めたい」と述べた。仮に変更される場合、規制委は保安規定の審査をやり直すことになり、再稼働の見通しがますます不透明になる。

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