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ヤングケアラー~幼き介護

通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。重い負担から将来が左右される深刻なケースも。

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ヤングケアラー支援PT初会合 5月に報告書 「骨太」に反映へ

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ヤングケアラー支援に向けた政府のプロジェクトチームの初会合=東京都千代田区の厚生労働省で2021年3月17日午後5時半、田中裕之撮影 拡大
ヤングケアラー支援に向けた政府のプロジェクトチームの初会合=東京都千代田区の厚生労働省で2021年3月17日午後5時半、田中裕之撮影

 政府は17日、通学や仕事をしながら家族の介護・世話をする子ども「ヤングケアラー」の支援に向けたプロジェクトチーム(PT)の初会合を開き、有識者のヒアリングを実施した。ヤングケアラーを早期に発見し必要な支援につなげるための施策について、5月に報告書をまとめる予定だ。

 この日の会合では、ヤングケアラー問題を研究する渋谷智子・成蹊大教授が、支援の先進国・英国の取り組みや埼玉県の高校2年生調査の結果を解説。「まずはヤングケアラーの話を丁寧に聞く仕組みを作るべきだ」と指摘した。一般社団法人「日本ケアラー連盟」の田中悠美子理事は、学校でヤングケアラーについて学ぶ機会の提供、担当教員の配置、都道府県への相談窓口の設置などを求めた。

 PTは今後の報告書を踏まえ、夏に政府が策定する経済財政運営の指針「骨太の方針」にもヤングケアラー支援の方向性を反映させたい考えだ。【田中裕之】

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