海外で切れ味勝負 理美容師用はさみ、機械導入で挑戦 和歌山・菊井鋏製作所 /和歌山

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職人が手作業で仕上げたはさみを紹介する菊井健一社長=和歌山市小雑賀2で、新宮達撮影
職人が手作業で仕上げたはさみを紹介する菊井健一社長=和歌山市小雑賀2で、新宮達撮影

 理美容師のはさみを製造する「菊井鋏(はさみ)製作所」(和歌山市小雑賀2)は、海外事業に本腰を入れる。このほど国のものづくり補助事業に採択され、品質の平準化や量産化が見込める新たな機械の導入にめどがついたためだ。【新宮達】

 同社は1953年創業。さびにくさが特徴のコバルトなどを用いた合金製はさみを手掛けている。仕入れた刃は手作業で削り、微妙なカーブを出すことで切れ味を高める。工程は職人の勘に頼っており、品質にばらつきが出やすいのが課題だった。

 そんな中、2021年2月中旬、中小企業庁の「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(グローバル展開型)」に採択された。補助金を使って約2500万円かかる機械を今夏に導入する予定で、職人の手作業だった工程の一部を替わりに行えるという。

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