アジア系社会に衝撃 米ジョージア州銃撃、コロナで差別顕在化

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アジア系住民へのヘイトクライムに抗議する集会で「私たちの痛みが分かりますか」と手書きしたボードを抱える女性ら=米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで2021年3月13日、福永方人撮影
アジア系住民へのヘイトクライムに抗議する集会で「私たちの痛みが分かりますか」と手書きしたボードを抱える女性ら=米西部カリフォルニア州ロサンゼルスで2021年3月13日、福永方人撮影

 米国でアジア系住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)がまた多発している。いきなり暴力を振るわれる悪質なケースが少なくなく、殺人事件も起きた。16日には南部ジョージア州のマッサージ店3店でアジア系女性ら8人が犠牲になる銃撃事件が発生。ヘイトクライムかどうかは不明だが、アジア系社会に強い不安が広がっている。【ロサンゼルス福永方人】

 ジョージア州の銃撃事件で捜査当局は17日、白人のロバート・ロング容疑者(21)の動機について人種的な憎悪ではなく、性依存症である自身への誘惑を消すためだったと供述していると発表した。ロング容疑者は常連客だったとみられるマッサージ店3店を「性のはけ口を提供していた」と非難。さらに、同様の銃撃事件を起こす目的で隣接するフロリダ州に向かっていたことも明かしたという。捜査当局は、ロング容疑者を殺人などの罪で訴追し、供述内容の信ぴょう性について、慎重に裏付け捜査を進めている。

 現時点では、…

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