「同性婚認めず」違憲 胸いっぱいに 北海道内、喜び広がる

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
同性婚訴訟の判決で違憲判断を示した裁判官ら=札幌市中央区の札幌地裁で2021年3月17日午前10時55分(代表撮影)
同性婚訴訟の判決で違憲判断を示した裁判官ら=札幌市中央区の札幌地裁で2021年3月17日午前10時55分(代表撮影)

 同性婚を巡り、日本で初めて違憲判断を示した17日の札幌地裁判決。喜びは原告団だけでなく、北海道内の関係者にも広がった。平等な権利を求め、法廷の外で共に歩んできた性的少数者や支援者は「励みになる」と歓迎し、国に法整備を求める決意を新たにした。【源馬のぞみ】

 「胸がいっぱいになった」。LGBTなど性的少数者の支援団体「SOGIマミーズ」(札幌市)役員の金沢謙太郎さん(33)は法廷での傍聴後、こう語った。法廷では原告弁護団の一人、皆川洋美弁護士が涙を流し、判決要旨を読み上げる武部知子裁判長の声が震えているように聞こえた。「裁判長の心がこもり、うれしかった。勇気をもらえる判決だった」と振り返った。

 毎年、同市内を練り歩き性的少数者らへの理解を求める「さっぽろレインボープライド」で、実行委員長を務める柳谷由美さん(35)は「いい結果を期待していなかったので、違憲と聞いた時はぴんとこなかった。まさかこんな判決が出るとは(思ってもみなかった)」と驚いた様子だ。

この記事は有料記事です。

残り462文字(全文892文字)

あわせて読みたい

ニュース特集