セイウチの「先祖」ネオテリウムの化石発見 国内初 島根・邑南

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島根県邑南町で発見されたネオテリウムの下顎の化石=2021年3月18日午後1時54分、萱原健一撮影
島根県邑南町で発見されたネオテリウムの下顎の化石=2021年3月18日午後1時54分、萱原健一撮影

 島根県邑南(おおなん)町教委は18日、同町高見の約1600万年前の地層から原始的なセイウチ類「ネオテリウム」の化石を発見したと発表した。ネオテリウムはこれまで北米でしか確認されておらず、国内では初の発見。原始的なセイウチ類で北太平洋の東西両岸に生息していた種の存在が明らかになるのも初めてで、進化史や生息域の変遷を解明するうえで貴重という。

 原始的なセイウチ類はこれまでに約15種類が確認されており、ネオテリウムはその一つ。体長は一般的に約1・8~2・2メートルと推定される。今回発見された化石は右下顎(あご)の骨で、長さ約11センチ、高さ約5センチ、厚さ約1・5センチ。前方は欠けているが、後方はほぼ完全な状態だった。

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