首里城彫刻の木型や下絵 金沢の木彫家宅で確認 再建向け寄贈へ

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今英男さんの残した資料について沖縄県職員に説明する妻の良子さん(右)=金沢市の石川県立歴史博物館で2021年3月18日午前11時4分、深尾昭寛撮影
今英男さんの残した資料について沖縄県職員に説明する妻の良子さん(右)=金沢市の石川県立歴史博物館で2021年3月18日午前11時4分、深尾昭寛撮影

 2019年に焼失した首里城(那覇市)の正殿を飾った竜の彫刻の木型や下絵など数百点が、約30年前の復元事業に参加した金沢市の木彫家、今英男(いま・ひでお)さん(14年に77歳で死去)の自宅にあるのが確認された。資料は沖縄県に寄贈される見通しで、首里城再建を進める上で重要な参考資料になると期待されている。

 今さんは大阪のテレビ局での勤務などを経て、井波彫刻で有名な富山県南砺市で彫刻を学んだ。1970年ごろから金沢で作家活動に入り、沖縄の本土復帰20周年を記念する首里城復元事業に参加。89~92年に正殿が建てられた際、木の彫刻に携わった。

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