「実現可能な避難計画に程遠い」 東海第2原発運転差し止め判決

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日本原子力発電東海第2原発の運転差し止め訴訟で、勝訴の垂れ幕を掲げる弁護士ら=水戸市大町の水戸地裁前で2021年3月18日午後2時37分、川島一輝撮影
日本原子力発電東海第2原発の運転差し止め訴訟で、勝訴の垂れ幕を掲げる弁護士ら=水戸市大町の水戸地裁前で2021年3月18日午後2時37分、川島一輝撮影

 日本原子力発電の東海第2原発(茨城県東海村)の運転差し止めを周辺住民ら224人が求めた訴訟の判決で、水戸地裁は18日、原電に運転の差し止めを命じた。前田英子裁判長は「実現可能な避難計画が整えられていると言うにはほど遠い」と指摘し、人格権侵害の危険があると判断した。住民避難を理由とした差し止め判決は初めてとみられる。原電は同日、控訴の意向を示した。

 東海第2原発は首都圏唯一の原発で、30キロ圏内に国内最多の約94万人が居住する。現在運転停止中で原電が再稼働を目指している。

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