高裁「具体的危険性認められず」 伊方3号機運転差し止め決定取り消し

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
広島高裁の決定を受けて、「不当決定」などと書かれた垂れ幕を掲げる住民側の関係者=広島市中区で2021年3月18日午後2時4分、望月亮一撮影
広島高裁の決定を受けて、「不当決定」などと書かれた垂れ幕を掲げる住民側の関係者=広島市中区で2021年3月18日午後2時4分、望月亮一撮影

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを命じた広島高裁の仮処分決定を受け、四電側が申し立てた異議審で、高裁は18日、異議を認めて差し止め決定を取り消した。横溝邦彦裁判長は「大規模災害による具体的な危険性は認められない」と判断理由を述べた。3号機を巡っては2018年9月にも、別の高裁異議審で差し止め決定が取り消された。四電は今秋の再稼働に向けた動きを本格化させる。

 仮処分を申請したのは、原発から30~40キロ圏内にある山口県島しょ部の住民3人。20年1月の即時抗告審で高裁が運転を差し止めたため、四電側が異議を申し立て、抗告審とは別の横溝裁判長が審理した。

この記事は有料記事です。

残り754文字(全文1041文字)

あわせて読みたい

注目の特集