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導入急いだ「バーチャルハマスタ」 仮想空間に予想超える一体感

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横浜DeNA球団と連携した取り組み「バーチャルハマスタ」など新たなバーチャル観戦のシステム作りに取り組んでいるKDDIの繁田光平5G・xRサービス戦略部長=KDDI提供
横浜DeNA球団と連携した取り組み「バーチャルハマスタ」など新たなバーチャル観戦のシステム作りに取り組んでいるKDDIの繁田光平5G・xRサービス戦略部長=KDDI提供

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、スポーツ観戦の観客制限が続くなか、プロ野球のDeNAやサッカーJ1の名古屋などはリモート観戦を導入し始めている。それを支えるシステムの開発に取り組むKDDIの繁田光平・パーソナル事業本部サービス統括本部5G・xRサービス戦略部長(45)に開発の現状や今後の構想を聞いた。【聞き手・小林悠太】

 ――昨年、DeNA球団と連携し、仮想空間上の横浜スタジアムにファンがアバター(分身のキャラクター)で入って観戦できる「バーチャルハマスタ」のトライアルを始めました。

 ◆もともと、2019年秋にDeNA球団と提携し、20年の開幕戦で球場で新たな体験ができるシステムの開発を進めていた。ところが、コロナで開幕が延期になった。ファンと球団の接点が薄れてしまう恐れがあり、急いで「バーチャルハマスタ」を始めた。ファンは自分でアバターを操作して仮想空間の横浜スタジアムに入り、グラウンドなどを歩き回ることができる。グラウンドの上部には試合中継が映っており、アバターでジャンプしたり拍手したりすることで、喜びの感情を表現できる。

 ――コロナ以前にバーチャルスタジアムの構想はありましたか。

 ◆構想はあり、計画では2、3年後くらいにやろうと思っていた。球場でのリアルな観戦を充実させた上で、球場のチケットが入手できないファンにバーチャルで楽しんでもらうイメージだった。だが、コロナで順番が逆になった。

 ――バーチャルな仕組み作りで最も意識したことは。

 ◆コロナ下でのスポーツも含めたエンターテインメント共通の課題は、「密」を避けるためにお客さんを集められないことだ。だが、バーチャルならファンが集まって盛り上がることができるので、…

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