特集

第94回センバツ高校野球

2022年に開催される第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。1月28日の選考委員会もライブ配信します。

特集一覧

第93回選抜高校野球 待望の春 感謝胸に、きょう開幕

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 <2021 第93回センバツ高校野球>

 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。

開会式リハーサルで内野へ向かって行進する主将たち=平川義之撮影 拡大
開会式リハーサルで内野へ向かって行進する主将たち=平川義之撮影

 昨年が新型コロナウイルス感染拡大のため中止となり2年ぶりのセンバツ。神戸国際大付(兵庫)―北海(北海道)の開幕試合を皮切りに、13日間(準々決勝、準決勝翌日の休養日を含む)にわたって行われる。18日は同球場で開会式のリハーサルがあり、大会第1日に登場する6校の主将が選手宣誓での動きなどを確認した。

 開会式は午前9時から、第1日に登場する6校の選手のみが参加。通常の右翼からの入場行進は行わず、外野に1校2列に整列した状態から、入場行進曲「パプリカ」に合わせて、北海を先頭に北から南の順に1校ずつマウンド方向へ前進する。入場行進に参加しない残り26校については、球場の大型スクリーンで事前に撮影した行進映像を八戸西(青森)を初めに北から順番に流す。例年のような球場内での吹奏楽演奏や合唱は行わない。選手宣誓は仙台育英の島貫丞主将(3年)が担当する。

 2年ぶりのセンバツは、新型コロナウイルス感染対策を講じての大会となるため、開会式も規模を縮小して行われるが、リハーサルに参加した下関国際の賀谷勇斗主将(2年)は「甲子園で実際に開会式をやらせてもらえるのは6校だけ。感謝の気持ちがある」と話した。

 甲子園球場の収容人数は約4万7000人だが、大会中の観客上限は1試合1万人に設定された。出場校限定となるアルプス席は1チーム1000人を上限に試合ごとに入れ替える。アルプス席ではチアリーダーなどによる応援は可能だが、ブラスバンドの演奏は禁止。出場校は自校や市尼崎(兵庫)の吹奏楽部が録音した音源を使って応援曲を流すことになる。

 また、試合後の消毒に時間を要するため、試合間隔も通常より10分多い2時間40分に設定され、グラウンドに出ている選手以外のメンバーには原則マスク着用が求められている。1回戦の勝利チームについては、大会中に再びPCR検査を実施する。出場校からコロナ感染者が発生した場合は緊急対策本部で協議し、大会に参加できなくなった場合は相手校の不戦勝となる。【藤田健志】

6校の主将らが参加して行われた開会式のリハーサル=平川義之撮影 拡大
6校の主将らが参加して行われた開会式のリハーサル=平川義之撮影

「希望を感じて」

 開会式リハーサルで選手宣誓の予行練習をした仙台育英の主将・島貫は「初めて甲子園の土を踏み、明日をイメージできた。本番では自信をもってやりたい」と話した。

 大役が決まると、須江監督に相談しチームメートの意見も取り入れながら、約半月間かけて練り上げた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で前回大会が史上初の中止となったこと、東日本大震災10年の節目であることなどを踏まえ、甲子園でプレーできることへの感謝や将来への決意などを伝える内容にした。自身も東日本大震災を経験した島貫は、震災直後に行われた2011年センバツの「選手宣誓を今でも覚えている」といい、「32校の代表として、さまざまな思いを伝えたい。見てくれる人に希望を感じてもらえたら」と力を込めた。【伝田賢史】


第93回センバツの概要

・1試合の観客上限は1万人(アルプス席のみ試合ごとに入れ替え)

・入場券は前売りの全席指定でウェブ販売のみ(残席がある場合は当日正午まで販売)

・出場校から新型コロナウイルス感染者などが発生した場合は緊急対策本部で協議

・出場32校に大会前PCR検査実施。1回戦勝利チームは再度検査

・持ち帰る甲子園の土を用意し、チームはグラウンドの土を集めない

・出場選手(ベースコーチを含む)以外はマスク着用

・整列の際はぶつからない程度に距離を保つ

・相手チームと握手はせず、円陣は一定の距離を保つ

・アルプス席の上限は1000人

・ブラスバンドの演奏は禁止。録音した音源の使用は可

・応援リーダー、チアリーダーの参加は可

・応援団賞は実施しない

・試合後の取材はオンラインで実施

あわせて読みたい

ニュース特集