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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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仙台育英・伊藤 ピンチ切り抜けたエースの意地 選抜高校野球

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【仙台育英-明徳義塾】力投する仙台育英の伊藤=阪神甲子園球場で2021年3月19日、藤井達也撮影 拡大
【仙台育英-明徳義塾】力投する仙台育英の伊藤=阪神甲子園球場で2021年3月19日、藤井達也撮影

 第93回選抜高校野球大会第1日は19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、2年連続で東北大会を制した仙台育英(宮城)が同じく2年連続四国王者の明徳義塾(高知)に1―0で零封勝ちした。仙台育英のセンバツ勝利は第87回大会(2015年)以来6年ぶり。

 3度目の甲子園となる仙台育英のエース右腕・伊藤がピンチにも動じず、頼もしい投球を見せた。見せ場は2死ながら一、三塁で登板した四回。「今日は真っすぐが良い」と事前の感触通り、まずは145キロの直球を外角に配しストライク。3球目からは3球連続で140キロ超の直球でグイグイ押し、空振り三振に切って取った。「(先発の)古川に、大崩れした2年前の自分と同じ思いをさせたくなかった」と、エースの責任を果たした。

 終盤勝負を予想してエースを温存し、先発マウンドは2年生左腕の古川に託された。だが、相手打者が古川の直球に対応してきたことなどから「一番調子が良い伊藤でいこう」と救援を告げられた。相手に考える隙(すき)を与えないテンポの良い投球で、5回3分の1を無安打無失点で締めた。

 8強入りした2019年夏の準々決勝・星稜(石川)戦で、1年生ながら先発を任されたが打ち込まれ、1―17で大敗。苦い経験にも腐らずに場数を踏んで鍛え、今では豊富な投手陣の中でエースナンバーを託される存在になった。「文句なしの成績。最高の投球だった」と須江監督。「今日は出来過ぎなくらい。次はもっと苦しい展開になると思うが一戦必勝で戦っていく」と気を引き締めた。【尾形有菜】

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

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