高校生就活、コロナの影 飲食・事務系求人減 進学変更の生徒増

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福岡第一高校の2年生が参加したオンラインによる合同企業説明会=福岡市南区で
福岡第一高校の2年生が参加したオンラインによる合同企業説明会=福岡市南区で

 新型コロナウイルスの感染拡大が高校生の就職にも影を落としている。文部科学省が19日に発表した1月末時点の高校生の就職内定率は一つ上の学年よりも良かったが、就職をあきらめて進学に切り替えた生徒らが増えたことが背景にあり、実態は数字以上に厳しさを増している。

 「本来なら今の時期、就職を希望する生徒全員の就職先が決まっているのですが」。福岡市南区の私立福岡第一高校で進路指導主事を務める乾弘満教諭(36)が頭を抱える。同校では3月1日の卒業式時点でも数人の就職先が決まらず、学校は就活支援を継続した。

 福岡労働局によると、1月末時点の福岡県内の高卒求人数は前年同時期より20・7%減少していた。一方文科省の発表によると、内定率は92・0%で一つ上の学年との比較が可能な2019年12月末時点に比べ5・3ポイント改善した。ただその理由について、労働局の担当者は「不景気に不安を覚えて就職を見送る生徒が増えているようだ」と説明する。

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