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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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新規入国NGでも14カ国から269人参加 リュウグウ試料分析

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探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星の物質の分析に備え、リハーサルに取り組んでいた研究者たち。新型コロナウイルスの影響で来日できない海外研究者にとって、このリハーサルが役立ったという=九州大提供
探査機はやぶさ2が持ち帰った小惑星の物質の分析に備え、リハーサルに取り組んでいた研究者たち。新型コロナウイルスの影響で来日できない海外研究者にとって、このリハーサルが役立ったという=九州大提供

 探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った石や砂の初期分析について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のプロジェクトチームは19日、「新型コロナウイルスの感染拡大によって、海外の研究者の来日が難しい状況だが、予定通りに進められることが確認できた」と明らかにした。初期分析には14カ国の269人の研究者が参加する。国内の研究機関に集まって分析する計画もあったが、オンラインを活用して研究を進める方針。

 はやぶさ2が持ち帰った5・4グラムの試料は、今年6月から1年かけて、プロジェクトチーム内の「科学チーム」が優先して初期分析する。この科学チームの初期分析には、地球外物質の分析を得意とする世界中の研究者が参加し、①物質の化学的特徴②石に含まれる水③太陽や宇宙線で表面の物質が変化する現象(宇宙風化)④物質に含まれるガス⑤固体有機物⑥アミノ酸など水に溶ける有機物――を分析する6班に分かれて進められる。

 試料の分析は、…

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