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五輪期待の海外客、落胆 「理解できるが…」「気持ちも冷めた」

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国立競技場(奥)と五輪マークのモニュメント=東京都新宿区
国立競技場(奥)と五輪マークのモニュメント=東京都新宿区

 延期された東京オリンピック・パラリンピックの海外からの観客受け入れ断念が20日、正式に決まった。世界的に新型コロナウイルス収束が見通せず、感染力の高い変異株も広がる中で大会実現を優先するための苦肉の策。「妥当だ」「残念だ」。市民や海外客、関係者はさまざまな思いを抱いている。

断念でも「医療・救護に大きな影響」

 「海外からお客さんが来た方が経済的には効果があるのだろうが、新型コロナの状況下であれば来ない方が安心かなと思う」。さいたま市の大学職員、千葉亜由美さん(35)は五輪のバスケットボールやパラの競泳などのチケットに当選し、家族で観戦するのを楽しみにしている。「選手は選手村や会場から出るのを控えてもらえばいいが、お客さんはそうはいかないので、さすがに心配だった」と心境を明かした。

 1992年バルセロナ五輪から夏季7大会を現地で観戦してきた東京都杉並区、会社経営、石川恭子さん(51)は「五輪を応援してきた一番の目的は世界中の人たちと愛、平和、友好などの思いを共有すること。醍醐味(だいごみ)が半減するのは残念」と語った。その上で「このような状況なので結論は完全にリスペクト(尊重)する。無観客の可能性もゼロではないが、どんな状況でも覚悟して受け入れたい」と理解を示した。

 医療面で協力する予定の東京都医師会の新井悟・オリパラ担当理事は「変異株が世界で出ており、水際対策をきちんとしても防ぎきれるものではない。海外からの受け入れ断念は妥当だ」と評価した。ただ、海外客を受け入れなくても選手、関係者だけで数万人が来日する見込みで、国内客の制限は今後の議論となる。「医療面から言えば、…

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