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第94回センバツ高校野球

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市和歌山×県岐阜商監督インタビュー

県岐阜商・鍛治舍巧監督(69) 投手陣、秋から急成長 /和歌山

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鍛治舍巧監督=岐阜市則武で2021年2月6日、兵藤公治撮影 拡大
鍛治舍巧監督=岐阜市則武で2021年2月6日、兵藤公治撮影

 ――今年のチームの特徴は。

 秋季岐阜県大会で優勝したが、守備のエラーが多く発展途上だった。東海地区大会までの1カ月間、平日は紅白戦、週末は対外試合を重ねた。守備位置や打順が固まり、ポジション間での連係も取れるようになって大きく成長した。地区大会では守備のミスが減り、打線も毎試合6~7点取った。良い出来だった。

 ―投手陣の仕上がりは。

 秋より数段上にいった。野崎慎裕(のりひろ)投手(3年)は、140キロ以上の球を30~50球投げるスタミナがある。松野匠馬投手(同)は最速148キロまで到達した。大島成憧(せあ)投手(同)も143キロと続き、2年生の小西彩翔(あやと)、井上悠投手も141キロを投げる。例年通り140キロ以上の投手が5人そろった。

 ――打線の特色は。

 東海地区大会で8、9番を打った湊将悟選手(同)の調子が上がり、どの打順からでも好機を演出できるようになってきた。

 ――理想の試合展開は。

 東海地区大会では、序盤に攻撃を仕掛け、理想的だった。初回に先行できれば展開は楽になる。

 ――2018年に母校で監督に就任して以来、初めてのセンバツを戦う。

 (17年まで監督を務めた)秀岳館(熊本)で4回続けて出場しているので新鮮味はなかったが、母校なので引き締まった思いと楽しみな気持ちとがある。OB・OGや地元の皆さんに良い報告ができればうれしい。【熊谷佐和子】

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