農業、不良土壌でも 徳島大など新肥料開発 発展途上国の飢餓解消期待 /徳島

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 世界の陸地の3割を占め、植物が育ちにくいアルカリ性の土壌でもイネやトウモロコシなどを育てられる肥料を開発したと、徳島大の難波康祐教授(有機合成化学)らのチームが、英科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表した。

 比較的安価な原料から合成できる上、1カ月ほどで分解されるため環境負荷も軽いのが特長。難波教授は「飢餓の解消のため、発展途上国でも利用できるよう、さらに安価で大量に作れる可能性を探りたい」と話した。

 植物の成長には土壌中の鉄分を利用することが必要だが、アルカリ性の土壌では鉄分が水に溶けにくい状態で存在するため、根から吸収できず枯れてしまう。

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