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第103回全国高校野球選手権

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ナイン支えるマネジャー 「全力を出し切って」 願い込めミサンガ作り /茨城

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合間を見つけてミサンガとお守りを作るマネジャー=茨城県土浦市中村西根の常総学院野球部グラウンドで2021年3月14日、長屋美乃里撮影 拡大
合間を見つけてミサンガとお守りを作るマネジャー=茨城県土浦市中村西根の常総学院野球部グラウンドで2021年3月14日、長屋美乃里撮影

 第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の初戦を間近に控え、常総学院野球部のマネジャーは最後の準備にいそしんでいる。スコア付けや場内アナウンスなどで野球部を支えてきた裏方4人は、「選手たちが全力を出し切ってほしい」と願いを込める。

 3年生のマネジャー、浜野芽生さん、遠藤花歩さん、坂本愛香さん、磯原愛花さん(いずれも17歳)の手元にあるのは色とりどりのミサンガとお守り。今年に入り、4人が練習時間の合間を見つけては作ってきたものだ。

 マネジャーの仕事は多岐にわたる。部員より早くグラウンドに到着することが鉄則で、練習開始前には給水器を準備する。ここ1年は部員たちの検温も大事な役割だ。

 「家族が野球好きだった」「友人の野球の試合を見た」――。きっかけはそれぞれだが、4人とも野球部のマネジャーになることは入学前から決めていたという。

 浜野さんは中学時代、バレーボール部に所属していた。遠征が多い中、保護者らが送迎のため、時には県外にまで車を出してくれた。選手として支えられた経験から、今度は自分が支える側になりたいと志願した。「何気ない『ありがとう』の一言がうれしい」と話す。

 甲子園はマネジャーにとっても夢だった。「無理だと思っていた甲子園に連れて行ってくれた選手たちに感謝している。手を抜かずに全力で支えたい」。思いを込めたミサンガとお守りは、試合前に渡すつもりだ。【長屋美乃里】

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