- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

自らの分身であり、親友であり、先生でもある――。幼い頃から大好きな児童書の存在を、そう例える。
両親が営む児童書専門店「ちいさいおうち」(松本市沢村)の一人娘。絵本や児童書が身近にあふれる環境で育った。本の世界に没頭するあまり、「長くつ下のピッピ」を読んだ後は、ピッピがしたように枕の上に足を乗せて寝た。魔女になるために「魔女図鑑」を読み、呪文をひたすら書く修業に励んだ。
「夢見がちな子どもでした。木の幹に登って本を読むイメージで、門柱の上で本を読んでましたね」と笑う。
この記事は有料記事です。
残り706文字(全文943文字)