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柏原東高、44年の歴史に幕 「カシトン」の名、受け継いで 同窓会、ベトナムに学校贈る /大阪

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ティエンソン小キムソンカシトン分校の児童ら(奥)が柏原東高から引き継いだ校歌を歌い終わると会場からは大きな拍手が送られた=大阪府柏原市で、石川将来撮影
ティエンソン小キムソンカシトン分校の児童ら(奥)が柏原東高から引き継いだ校歌を歌い終わると会場からは大きな拍手が送られた=大阪府柏原市で、石川将来撮影

 府立高校再編整備の一環で今年度限りで閉校する柏原東高(柏原市)で7日、同窓会が新校舎建設を支援したベトナムの公立小に思いを託す継承式が開かれた。支援を受けたのは、貧困家庭の児童らが通うティエンソン小キムソン分校。柏原東高の愛称「カシトン」にちなみ「キムソンカシトン分校」と名前を変えた。44年の歴史に幕を閉じるカシトンの卒業生らの母校愛が、海を渡り「後輩」たちに引き継がれた式典を取材した。【石川将来】

 「老朽化が激しく、トイレも安全な飲み水もない状態でした。同窓会は閉校を機に村に学校をプレゼントしました」。閉校式直後の同高体育館で、ベトナム・キムソン村で使われていた分校旧校舎の写真が映し出された。同高に2013年3月まで6年間勤務した元教諭の近田(こんだ)直人さん(58)が経緯を説明し、卒業生や保護者が耳を傾けた。

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