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新型コロナウイルス禍で苦境が続く演劇界を盛り上げようと、県内を拠点にする詩人や俳優、講談師などが共演する演劇「アリスのティーパーティー」が山口市滝町の県政資料館で上演された。山口市の詩人、陳樹立(チェンスウリー)さん(43)が脚本・演出を手がけ、児童文学の名作「不思議の国のアリス」の登場人物などを軸に、コロナ禍にも通じる生きていく苦悩や勇気をユーモアを交えて描いた。
演劇は13、14両日に人数を制限した上で、消毒や検温を徹底して上演した。「不思議の国のアリス」が原作で、物語から10年後の世界を、詩や講談など異ジャンルの表現を取り入れて描いた。現実世界で居場所を見失いかけていた少女アリスが、再び訪れた不思議の国で自身の心を見つめ直していく。風変わりな住人と折り合いをつけ奮闘するアリスの姿に、「コロナ禍でいや応なく変革が求められる社会だからこそ、舞台表現が良い変…
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