防衛省事業、三菱電機が「77円」落札 「22円」に続き

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防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影 拡大
防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影

 岸信夫防衛相は22日の参院外交防衛委員会で、三菱電機が2020年度、航空自衛隊の作戦を策定するシステムに関する調査研究事業を77円で受注したと明らかにした。同社は1月にも人工衛星によるミサイル監視技術の調査研究を22円で受注した。

三菱電機=村田由紀子撮影 拡大
三菱電機=村田由紀子撮影

 防衛装備庁によると、同社が受注したのは「作戦レベルの研究機能に関する調査研究」。米国など他国の作戦を作るシステムなどを調査する。競争入札には2社が参加し、20年12月15日に、最安値の77円を提示した三菱電機と契約した。

 防衛省の川嶋貴樹政策立案総括審議官は22日、立憲民主党の白真勲氏から同一事業者による低額受注が続いたことを問われ「国の求める一定の品質や仕様が満たされている場合、国の契約制度では価格のみで競争するのが原則だ」と説明した。

 三菱電機は1月、中国や北朝鮮などが開発する新型ミサイルを監視するため、複数の人工衛星を同じ高度に配置する「リム観測」の実用化に関する調査研究事業を、異例の22円で受注した。【畠山嵩】

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