保育園クラス運営、パート保育士だけでも 運用緩和に不安の声

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保育士と遊ぶ子どもたち=明照保育園提供
保育士と遊ぶ子どもたち=明照保育園提供

 政府は今年4月から、待機児童のいる市区町村では保育園の各クラスに常勤の保育士を1人以上置くとしてきた運用を緩和する。市区町村が認めた場合、パートなど短時間勤務の保育士だけでクラスを運営することができる。厚生労働省は「待機児童対策のための暫定的な措置」として、対象の保育園が常勤保育士採用に取り組んでいることなどを条件としているため、すぐには浸透しないと思われるが、保育関係者からは「子どもとの信頼関係が築けない」「保育の質が下がる」と不安の声が上がっている。

 短時間勤務とは1日6時間未満もしくは月20日未満での勤務を指し、週40時間の法定労働時間を下回るパート職員が中心になるとみられる。短時間勤務の保育士の採用自体は以前から認められていたが、これまでは常勤職員がクラスに1人以上配置されている場合に限られていた。短時間保育士のみによるクラス運営は、…

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