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第103回全国高校野球選手権

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「心を燃やせ」大阪桐蔭吹奏楽部、迫力音源で盛り上げ 選抜高校野球

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録音された吹奏楽部の演奏に合わせて応援する大阪桐蔭の生徒ら=阪神甲子園球場で2021年3月23日午前11時52分、田中将隆撮影 拡大
録音された吹奏楽部の演奏に合わせて応援する大阪桐蔭の生徒ら=阪神甲子園球場で2021年3月23日午前11時52分、田中将隆撮影

 選手たちよ、心を燃やせ――。第93回選抜高校野球大会は第4日の23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、大阪桐蔭と智弁学園(奈良)が対戦。近畿勢同士の激突に花を添えるのが、全国有数の大阪桐蔭吹奏楽部のブラスバンドだ。事前収録の音源ながら迫力ある演奏は健在で、同部の梅田隆司監督(69)は大阪桐蔭が勝ち進んだ場合の「秘策」も明かす。

 今大会は新型コロナウイルスの感染対策として飛沫(ひまつ)拡散を防ぐため、スタンドでのブラスバンド演奏が禁止された。代わりに録音した音源を試合のチーム攻撃時にアルプススタンド最後方にあるスピーカーで流すことが許可された。梅田監督は「生徒たちは演奏禁止に残念がっていたが、自分たちの演奏で応援できることに喜んでいる」と語る。選手のリクエストなどを元に、「夜に駆ける」や「Make you happy」など最近のヒット曲を交えて10曲の応援歌を収録した。

昨夏の甲子園交流試合を前に、練習を重ねる大阪桐蔭の吹奏楽部員たち=大阪市港区の丸善インテックアリーナ大阪で、2020年7月23日午前11時56分、荻野公一撮影 拡大
昨夏の甲子園交流試合を前に、練習を重ねる大阪桐蔭の吹奏楽部員たち=大阪市港区の丸善インテックアリーナ大阪で、2020年7月23日午前11時56分、荻野公一撮影

 同校吹奏楽部は全日本吹奏楽コンクールなど全国大会の常連で、春夏の甲子園では一糸乱れぬ演奏で野球部の快進撃を盛り上げてきた。昨夏の甲子園交流試合では、対戦校の東海大相模(神奈川)とともに「オンライン応援合戦」と題し、学校の体育館から試合展開に応じたブラスバンドのライブ演奏動画を動画投稿サイトに配信し競演。ネット上には「アイデアが素晴らしい」「両校の粋な計らいに感謝」など好意的な投稿が相次いだ。

主将で4番を任されている大阪桐蔭の池田陵真選手=2020年10月24日午前10時8分、荻野公一撮影 拡大
主将で4番を任されている大阪桐蔭の池田陵真選手=2020年10月24日午前10時8分、荻野公一撮影

 大阪桐蔭が準決勝まで勝ち進んだ場合、梅田監督は試合と同時進行でライブ演奏配信を計画しているという。既に、動画サイト「ユーチューブ」に「センバツ甲子園2021 野球応援」と題した動画で最新レパートリーを公開。「香水」や「うっせぇわ」のほか、大ヒット映画「鬼滅(きめつ)の刃 無限列車編」のテーマ曲「炎(ほむら)」も収録した。20日に公開されたばかりにもかかわらず、既に3万回以上再生され、熱心なファンから「新生桐蔭サウンドも全力で応援します」などの書き込みがあふれている。梅田監督は「野球中継を見ながら再生し、楽しんでほしい。チームが準決勝まで勝ち進んでくれたら、中継に合わせて演奏しますよ」とにやり。吹奏楽ファンの期待も背負い、大阪桐蔭ナインが突き進む。【伝田賢史】

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

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