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第103回全国高校野球選手権

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第93回選抜高校野球 人生彩る夢舞台へ 元球児が東海大菅生にエール /東京

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 <センバツ高校野球>

 19日に開幕した第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高等学校野球連盟主催)。都勢は東海大菅生が出場し、大会第5日の24日、第1試合で聖カタリナ学園(愛媛)と対戦する。かつて東京からセンバツに出場した元球児たちが、自身の野球人生を彩ったセンバツを振り返り、後輩たちにエールを送る。【川村咲平】

最善尽くし楽しんで 日大三OB・根岸昂平さん

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日大三OB・根岸昂平さん

 2010年の第82回大会に出場した日大三の選手の一人、根岸昂平さん(28)は「2番・二塁手」でレギュラーの座を射止めた。選手の多くが所属するスポーツクラスではなく普通科。練習に費やせる時間はライバルより短かったが、必死のアピールが実った。

 チームは準優勝。それでも「優勝できず、自分の力も出し切れなかった」という悔しさが強く残った。周囲の反対を押し切り大学でも野球に精魂を傾け、さらに社会人チームの強豪・日本通運に入って野球を続けた。

 夢のプロ野球には手が届かなかったが、20年4月から埼玉県の私立学校教員となり高校野球の指導に携わる。晴れ舞台に臨む選手たちに「昨年は開催すらできなかった夢の舞台。思い切り楽しんでほしい。最善の準備を尽くし、関係者に恩返しするプレーを期待したい」とエールを送る。

プレーで元気与えて 安田学園OB・深見俊介さん

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安田学園OB・深見俊介さん

 13年の第85回大会に出場した安田学園で、深見俊介さん(25)は4番打者として打撃でチームを引っ張った。学校として春夏通じて初めての甲子園。初戦は「緊張すると思ったが、グラウンドに立つと高揚し、不思議と自分の力を出せた」と振り返る。先制の2点本塁打に土壇場の同点打と、全3得点をたたき出した。最後は力尽きてサヨナラ負け。それでも、相手チームのスタンドからも大きな拍手を受けたのが、今でも思い出深い。

 野球は大学で一区切り。社会人となってもうすぐ3年がたつ。金融マンとして奔走しつつ、週末は所属企業の軟式野球部で楽しみながら白球を追いかける。コロナ禍でのセンバツに「暗い話題が多い中、はつらつとしたプレーで(応援する都民に)元気を与えてほしい」と東海大菅生の躍動を願っている。

〔多摩版〕

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