あす初戦　敦賀気比・東監督、常総学院・島田監督　意気込み語る　／福井

　第９３回選抜高校野球大会（毎日新聞社、日本高野連主催）で敦賀気比は、２４日の大会第５日第３試合で常総学院（茨城）との初戦に臨む。書面などを通じ、両監督に展望を語ってもらった。【大原翔、長屋美乃里】

敦賀気比・東哲平監督　最少失点で、粘り強く

常総学院・島田直也監督　先制、中押し、ダメ押し

　――チームの調子は

　敦賀気比・東哲平監督　投打ともに調子は少しずつ上がっている。初戦までの時間を大事にして、細かいプレーも詰めたい。

　常総学院・島田直也監督　やれることはやってきた。あとは選手が「チームのために何で貢献できるか」を考えられるかだ。

　――相手の印象は

　東監督　投手は本格派で、制球力がある印象。中軸にも力があり、非常に総合力のあるチームだ。

　島田監督　打撃や走塁で、非常にいやらしい野球をしてくるはず。うちと似たような戦い方かなと思う。

　――どのような試合運びをしたいか

　東監督　最少失点に抑え、先制したい。点を先に取られても、粘り強く気比高らしい野球をしたい。

　島田監督　立ち上がりを大事にし、守りからリズムを作って「先制、中押し、ダメ押し」だ。

　――自チームのキーマンは誰ですか

　東監督　全員だ。全員が自分の仕事をして一体感を持って試合をする中で、ヒーローとなる選手が出てくればと思う。

　島田監督　全員だが、うちは（秋本璃空、大川慈英の）ピッチャー２人がしっかりやってくれないと、という思いはある。

　――最後に意気込みをお願いします

　東監督　勝ちにこだわり、団結して挑む。初戦で硬さもあるだろうが、自分たちのプレーができるよう準備する。

　島田監督　とにかく初戦に勝ち、勢いに乗ることが大事だ。生徒たちがどう伸びるかは分からないが、初戦は大事にしたい。