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コロナで変わる世界

第3部 イノベーションの時代/3 訪問・行事、軒並み中止 陛下、オンライン交流模索

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新年に合わせた国民向けビデオメッセージの収録に臨まれる天皇、皇后両陛下=東京都港区の赤坂御所で2020年12月28日(宮内庁提供)
新年に合わせた国民向けビデオメッセージの収録に臨まれる天皇、皇后両陛下=東京都港区の赤坂御所で2020年12月28日(宮内庁提供)

皇后さま、18年ぶり語りかけ

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、人と人との直接的な接触が制限される中、国民との新たなふれあいを模索しているのが皇室だ。コロナ禍という「国難」を前に、皇室や世界の王室はどう変わったのか。実像を探った。【和田武士、八田浩輔】

 「くれぐれもお体をお大事にお過ごしください」。3月4日午後、東京・赤坂御所。天皇、皇后両陛下が語りかけられたモニター画面の向こう側には、岩手県の東日本大震災被災者の姿があった。発生10年に合わせて両陛下は強く見舞いを希望したが、コロナの影響で現地訪問は見送りに。代わりにオンラインで陸前高田、釜石両市の被災者の声に耳を傾けた。

 被災者に心を寄せてきた両陛下は震災以降、東北3県だけでも計9回足を運んだ。「お時間です」。立ち会った宮内庁の職員が終了を促しても、両陛下が被災者らへの質問を続けたこともあった。

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