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第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会(2022年)の特集サイトです。

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第93回選抜高校野球 きょうの見どころ 第4日

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 (左が一塁側、都道府県名の左は昨秋の成績とチーム打率)

 ○…1回戦…○

 ▽第1試合(9時)

市和歌山(和歌山)―県岐阜商(岐阜)

近畿4強      東海準優勝

・281      ・293

 「大会ナンバーワン投手」の呼び声が高い市和歌山のエース右腕・小園を、県岐阜商打線がどう打ち崩すか。市和歌山の小園は昨秋公式戦全6試合に登板し4完投。最速152キロの直球に多彩な変化球を操る。打線は計29打点のうち11打点を挙げた松川や、2本塁打の田中を中心に小園をもり立てたい。県岐阜商は野崎、松野の二枚看板を軸に最速140キロ超の投手を4人抱える。打線は東海大会全3試合でいずれも初回に先制し、一回だけで計10得点と相手投手の立ち上がりを攻めるのがうまい。ヒットエンドランなどの揺さぶりで流れを作りたい。

 ▽第2試合(11時40分)

智弁学園(奈良)―大阪桐蔭(大阪)

近畿優勝     近畿準優勝

・344     ・375

 優勝候補同士による1回戦屈指の好カードだ。昨秋の近畿大会決勝でも対戦し、智弁学園が勝利。打線はともに充実しているだけに、両左腕エースが勝敗を左右する。智弁学園の西村は1年夏に続き、昨夏の甲子園交流試合も登板するなど経験豊富。強気に内角を突いて相手の強打を封じたい。大阪桐蔭の松浦は身長185センチから角度ある最速150キロの直球を投げ込む。制球力も安定しており、変化球を低めに丁寧に集めたい。大阪桐蔭の昨秋1試合平均10・45得点は出場校中2位。両校とも勝負強い打者がそろうだけに、立ち上がりで一気に攻めたい。

 ▽第3試合(14時20分)

広島新庄(広島)―上田西(長野)

中国優勝     北信越準優勝

・345     ・408

 広島新庄の「投」と、上田西の「打」の対決。広島新庄は右の本格派・花田が先発し、左腕・秋山への継投が必勝パターンだ。花田は最速143キロの直球を軸に多彩な変化球を操る。秋山は伸びのある直球に、昨夏から使い始めたカットボールとツーシームなどで打たせて取る。上田西は投手力で分が悪いだけに、出場32校トップの昨秋公式戦打率4割8厘の打線で打ち勝ちたいところだ。長打力のある1番・笹原に、中軸には広角に打ち分ける柳沢、飛鳥井、杉浦ら好打者がそろうだけに、制球の良いエース左腕・山口を早めに援護したい。

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