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検証・安倍政権

7年8カ月余りにわたった第2次安倍晋三政権が幕を閉じました。数々の疑惑、課題が残されたままです。

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二階氏の「他山の石」発言 枝野氏「意味不明」 河井氏辞職表明

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立憲民主党の枝野幸男代表=東京都千代田区で2021年1月12日、藤井太郎撮影 拡大
立憲民主党の枝野幸男代表=東京都千代田区で2021年1月12日、藤井太郎撮影

 立憲民主党など野党は23日、河井克行被告が議員辞職を表明したことについて「辞職で疑惑にふたをするのは許されない」と批判した。克行議員に加え、買収資金を提供した菅義偉首相や安倍晋三前首相ら自民党執行部の国会招致を要求する構えだ。

 立憲の枝野幸男代表は党会合で「春の補選の対象にならない時期を待っていた辞職としか言いようがない」と述べた。自民党の二階俊博幹事長が克行議員の公選法違反事件について「党としても他山の石としてしっかり対応する」と発言したことを批判し、「日本語を理解されていないのか、ちょっと意味不明だ。自民党のど真ん中で起こった事件で、自民党がしっかりと対応しなかったことがこうした状況を招いた」と指摘した。

 共産党の小池晃書記局長は、克行議員が買収を認めた参院選の直後に法相に就任したことを踏まえ「日本の政治史に大きな汚点を残す。法相に据えた安倍前首相の政治責任は重大だ」と述べ、克行議員だけでなく、安倍氏の国会招致を要求する考えを示した。国民民主党の玉木雄一郎代表は「買収の原資の出し手である自民党にも説明責任が強く求められる」と語った。

 野党は、総務省を巡る接待問題や鶏卵大手からの贈収賄事件など一連の「政治とカネ」を巡る疑惑の背景には、自民党長期政権のおごりがあるとみている。衆参3補選・再選挙や次期衆院選をにらみ、国会審議を通じ、長期政権の弊害を厳しく追及する方針だ。【宮原健太】

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