神社の防火水槽で不発弾14本見つかる 焼夷弾か 福岡

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
不発弾の処理にあたる自衛隊員=福岡市中央区で2021年3月22日午後10時42分、須賀川理撮影
不発弾の処理にあたる自衛隊員=福岡市中央区で2021年3月22日午後10時42分、須賀川理撮影

 福岡県警は22日、福岡市中央区今川の「平野神社」境内の防火水槽から不発の焼夷(しょうい)弾14本が見つかったと発表した。現場に派遣された陸上自衛隊の不発弾処理隊は爆発の恐れはないと判断して回収を終えた。

 県警や市によると3月半ばごろ、市民から「防火水槽に不発弾のようなものがあるのを思い出した」と市消防局中央消防署に情報提供があった。

 同署は20日、神社境内の防火水槽(水深約2・5メートル)に焼夷弾とみられる物体があるのを確認。市が22日午後、県警に通報して同日夜、陸自目達原(めたばる)駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)の不発弾処理隊が14本の焼夷弾(長さ40~45センチ、直径8センチ)と特定し、危険性がないことも確認した。防火水槽は市消防局の所有で、どういう経緯で入れられたのかは不明という。

この記事は有料記事です。

残り101文字(全文448文字)

あわせて読みたい

ニュース特集