作家・新川帆立さん 弁護士でプロ雀士 夢捨てず「このミス」大賞

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第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した新川帆立さん=東京都千代田区で、小林杏花撮影
第19回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した新川帆立さん=東京都千代田区で、小林杏花撮影

 今年1月、宮崎市育ちの新川(しんかわ)帆立さん(30)が第19回「このミステリーがすごい!」大賞の受賞作で作家デビューを果たした。弁護士で、プロ雀士の経験もある異色の経歴。出版された「元彼の遺言状」(宝島社)も、自身の経験を生かしたリーガルミステリーだ。念願かなっての船出に「ミステリーに限らず多ジャンルに挑戦したい」と飛躍を誓う。【小林杏花、杣谷健太】

 アメリカのテキサス州で生まれ、宮崎市で育った。高校入学前に父の転勤で茨城県土浦市に引っ越した。

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