ルール守っても…事故相次ぐ遊戯施設トランポリン器具 医師警鐘

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
施設一面に設置されたトランポリン用の跳躍器具=大阪府内で2021年3月18日、桐野耕一撮影
施設一面に設置されたトランポリン用の跳躍器具=大阪府内で2021年3月18日、桐野耕一撮影

 遊戯施設に設置されたトランポリン用の跳躍器具で大けがをする事故が多発している。消費者庁が調査したところ、跳躍器具による遊びをメインにする全国の遊戯施設での脱臼や骨折が2020年9月までの5年間で約170件も発生。直近の事故件数を掲示して利用者に注意を呼びかける施設もあるが、治療に当たる医師からは「利用者が気をつけるだけでは不十分。事業者が安全対策を徹底するよう国が指導すべきだ」との声が上がる。

 「今週のケガ人1人、今月のケガ人6人(救急車2台)、先月のケガ人2人(救急車1台)」。約50台の跳躍器具を設置する大阪府内の遊戯施設を3月中旬、記者が訪れると、負傷者の発生状況を書き込んだホワイトボードが受付に置かれていた。壁には「12月13日、宙返りの着地ミスで右足首骨折」などと具体的な内容を書き込んだ紙も張られている。

この記事は有料記事です。

残り846文字(全文1208文字)

あわせて読みたい

注目の特集