フォークボールが落ちる理由、スパコンで解明 千賀投手の技も検証

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野球(写真はイメージ)=ゲッティ
野球(写真はイメージ)=ゲッティ

 フォークボールはなぜ落ちるのか――。東京工業大などの研究チームは23日、スーパーコンピューターでシミュレーションした結果、ボールに「負のマグヌス効果」という下向きの力が働くことが理由だったと発表した。フォークが「ツーシーム」と呼ばれる球種の一つで、ボールの縫い目によって特殊な空気の流れが生まれることが原因という。

 打者から見てボールが1回転する間に縫い目が4本見える球はフォーシーム、2本見える球はツーシームと呼ばれる。これまでツーシームのフォークボールが落ちるのは、直球と比べボールの回転数が少ないためだとみられていた。

 投手はボールの縫い目に指をかけ、バックスピンをかけて投げる。プロ野球選手の一般的な直球はフォーシームで投げられ、浮き上がるように伸びる。回転しながら進む物体に垂直の力が働く「マグヌス効果」と呼ばれる現象が起こり、揚力が生まれるためだ。

 一方、チームがスパコンでフォークの空気の流れをシミュレーションしたところ…

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