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第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

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上田西・山口 謙虚な努力家左腕が見せた好投 選抜高校野球

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力投する上田西先発の山口=阪神甲子園球場で2021年3月23日、久保玲撮影
力投する上田西先発の山口=阪神甲子園球場で2021年3月23日、久保玲撮影

 第93回選抜高校野球大会は第4日の23日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、初出場の上田西は広島新庄に延長十二回の末、0―1でサヨナラ負けした。投手戦を1人で投げ抜いた上田西の山口謙作投手(3年)だったが、最後に力尽きた。

 延長十二回裏、162球目のスライダーが甘く入った。2死一塁から右越え二塁打を浴びる。カバーに入った本塁の後ろで、サヨナラという現実を突きつけられた。両ひざに手を置き、うなだれる。細身の好左腕は、あふれる涙を袖で拭った。

 「スライダーのキレが予想以上だった」。相手の先発メンバーに左打者が7人並んだこともあり、捕手の小川と話し合って外のスライダーを中心に投球を組み立てた。プレートの一塁側を踏んで投げるため、左打者には背中の方から外へ逃げる軌道。広島新庄打線は当てるのが精いっぱいで、十一回まで散発5安打無失点。甘く入った最後の1球を除いては、ほぼ完璧な内容だった。

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