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第103回全国高校野球選手権

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勝利へ・2021センバツ鳥取城北

「生徒の笑顔、もっと撮る」 広報担当・加藤さん、快進撃に期待 /鳥取

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阪神甲子園球場のアルプス席でカメラを手にする加藤晴美さん=兵庫県西宮市で、望月靖祥撮影 拡大
阪神甲子園球場のアルプス席でカメラを手にする加藤晴美さん=兵庫県西宮市で、望月靖祥撮影

 20日のセンバツ1回戦で静岡・三島南に6―2で逆転勝ちした鳥取城北。記念すべき「春初勝利」の瞬間、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)の三塁側アルプス席には、歓喜に沸く応援団に向けて一心不乱にカメラのシャッターを切る女性がいた。学校の広報カメラマンを務める加藤晴美さん(48)=鳥取市=だ。熱心な高校野球ファンでもある加藤さんは「もっともっと生徒みんなの笑顔を撮らせてほしい」と野球部の快進撃を願っている。【望月靖祥】

 加藤さんは鳥取市出身。いくつかの職を経て13年ほど前に鳥取城北に就職した。今は図書館司書として働く一方、「情報戦略室広報担当」の肩書きでカメラマンとして活躍。部活動や学校行事などの様子を撮影し、学校のホームページなどにアップしている。運動部の大会などは週末開催が多く、「土日はほぼ出張」と笑う。

 幼い頃から西宮市に住む親類に連れられて甲子園に通い、野球の魅力に取り付かれた加藤さん。中学、高校時代はソフトボール部に所属し、二塁手としてプレーした。「本当は自分も野球をやりたかった」と振り返る。

 鳥取城北の甲子園出場は、中止された昨春を含めて春夏計8回。ほとんどの試合に駆けつけてきた加藤さんが最も印象に残る試合は、甲子園初勝利を飾った2012年夏の香川西戦だ。「超満員のアルプス席の迫力に圧倒された」。今大会は新型コロナウイルス対策で入場が制限され、少し寂しく感じたものの、「勝利に喜ぶみんなの表情はまったく同じだった」と語る。

 「生徒たちにとって高校3年間は一生に一度の大切な時間。その中で一番いい表情を記録に残してあげたい」と語る加藤さん。大会第7日の2回戦で戦う神奈川・東海大相模は強敵だが、「優勝しか期待していない」と自校の勝利を信じている。

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