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途上国でのコロナワクチン普及 カギ握る「コールドチェーン」

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ワクチン冷蔵庫用の太陽光発電パネル=パキスタンで2020年12月(JICA提供)
ワクチン冷蔵庫用の太陽光発電パネル=パキスタンで2020年12月(JICA提供)

 世界各地で新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる中、発展途上国ではワクチンを現場までどう届けるかが大きな課題となっている。ワクチンは低温保管が原則だが、電気すら通っていない地域で冷蔵・冷凍庫を稼働させるのは簡単ではない。ワクチンそのものの確保に加え、輸送・管理態勢の整備にも支援が必要だ。

 「飲む直前に冷やせばいい飲み物とは違い、ずっと低温下で管理する必要があります」。国際協力機構(JICA)で長年、途上国のワクチン接種支援に携わってきた平岡久和さん(新型コロナウイルス感染症対策協力推進室副室長)はこう説明する。JICAはコロナ禍以前から途上国でのワクチン接種態勢の支援に取り組んでおり、最近10年間ではポリオ対策などでアジアやアフリカの12カ国に計約224億円の無償資金協力を行った。

 低温での輸送・保管網は「コールドチェーン」と呼ばれる。JICAがユニセフとも協力して2010、11年にウガンダで行った支援では、まず…

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