精神科病院での身体拘束、日本突出 豪の599倍、NZの2000倍

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マグネット式の器具で身体拘束を体験する長谷川利夫・杏林大教授=「精神科医療の隔離・身体拘束」(日本評論社)から
マグネット式の器具で身体拘束を体験する長谷川利夫・杏林大教授=「精神科医療の隔離・身体拘束」(日本評論社)から

 精神疾患の患者の体をベッドなどにくくりつけたりする「身体拘束」の人口100万人当たりの実施数が、日本はオーストラリアの599倍、米国の266倍に上るとの分析結果を、国際研究チームが英精神医学誌「エピデミオロジー・アンド・サイキアトリック・サイエンシズ」に発表した。チームの長谷川利夫・杏林大教授(精神医学)は「患者が地域で生活できる環境を整えるなど現状を改善すべきだ」と話す。

 研究チームは、日本▽オーストラリア▽米国▽ニュージーランド――の4カ国を対象に、公開されている2017年のデータを用いて分析。精神科病院で身体拘束されている1日当たりの患者数を比較した。認知症の患者は分析対象から除外した。

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