特集

第103回全国高校野球選手権

第103回全国高校野球選手権大会(8月10~29日)の特集サイトです。

特集一覧

猛追した聖カタリナ学園 課題と収穫、次なる道に 選抜高校野球

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
【聖カタリナ学園-東海大菅生】九回表聖カタリナ学園1死一、二塁、足達が左前打を放つ=阪神甲子園球場で2021年3月24日、藤井達也撮影 拡大
【聖カタリナ学園-東海大菅生】九回表聖カタリナ学園1死一、二塁、足達が左前打を放つ=阪神甲子園球場で2021年3月24日、藤井達也撮影

 第93回選抜高校野球大会は第5日の24日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、東海大菅生(東京)が春夏通じて初出場の聖カタリナ学園(愛媛)を降し、第8日(27日)の2回戦に進んだ。聖カタリナ学園は九回に1点差に迫る粘りを見せたが、及ばなかった。

 最後の打球は無情にも、三塁手の真正面を突いた。九回、1点差に迫り、なお2死満塁。1本出れば逆転のチャンスで、聖カタリナ学園の4番・川口は三ゴロに倒れた。思わず顔を覆った川口は「悔しい気持ちでいっぱいだった」。

 赤いユニホームは、米大リーグ・レッドソックスに似ていて、ネット交流サービス(SNS)で話題になった。名門チームに似せたわけでなく、2016年の創部時に越智監督が強力打線を目指し、「赤(聖カタリナ学園)イコール強打」と連想してもらおうと、赤を採用した。練習では木製バットを使うなどして正しい打撃技術を磨くように努めてきた。

【聖カタリナ学園-東海大菅生】三回裏東海大菅生1死一塁、千田(奥)に左越え2点本塁打を打たれた聖カタリナ学園先発の桜井=阪神甲子園球場で2021年3月24日、平川義之撮影 拡大
【聖カタリナ学園-東海大菅生】三回裏東海大菅生1死一塁、千田(奥)に左越え2点本塁打を打たれた聖カタリナ学園先発の桜井=阪神甲子園球場で2021年3月24日、平川義之撮影

 春夏通じて初の甲子園。チーム初安打を刻んだ川口を含めて、安打数は7本で相手を上回った。ただ、得点は犠飛と相手の捕逸、暴投で挙げた3点。適時打が一本も出なかったのが最後まで響いた。

 最後の打席、フルカウントだった川口は気負いから、見逃せばボールかもしれない外角球に手を出してしまった。「こういう舞台で結果を出せるメンタルが絶対必要」。一方、越智監督は「あきらめない姿勢を見せてくれた」とナインをたたえる。夢舞台で得た課題と収穫が、創部5年のチームの次の道を作り、伝統になる。【新井隆一】

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集