県内聖火リレー　観客ありで実施へ　式典は最大１０００人　／石川

　東京オリンピックの聖火リレーの県内実施分について、県実行委員会は２４日、新型コロナウイルスの感染症対策を徹底した上で予定通り公道で観客が入った形で行うことを確認した。５月３１日、６月１日に金沢、七尾両市のゴール地点で聖火の到着を祝う式典では、観客数を当初の約３０００人から５００～１０００人に制限する。

　聖火リレーは２５日に福島県を出発する。大会組織委員会が公表したガイドラインでは、沿道では観客はマスクを着用し、拍手での応援を推奨▽セレモニーは事前予約制とし観客を把握――などを求めており、それに沿った内容となった。冒頭のみ公開された県実行委で、会長の田中新太郎副知事は「安全安心に実施できるよう準備に万全を期したい」と述べた。１カ月前の４月末時点で緊急事態宣言などの措置が出ている場合はさらに簡素な…