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原発被災地、光も影も ルート変更・浪江町、聖火に託す思い きょう、リレースタート

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東京オリンピックの聖火リレーで浪江町を走る渡辺聖子さん。同町のスタート地点には建物が解体されて手つかずの更地が広がっている=福島県浪江町で19日
東京オリンピックの聖火リレーで浪江町を走る渡辺聖子さん。同町のスタート地点には建物が解体されて手つかずの更地が広がっている=福島県浪江町で19日

 東京オリンピックの聖火リレーが25日に福島県から始まる。サッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)を出発し、約1万人のランナーが121日間の日程で全国47都道府県を巡る。昨年末にルート変更があった浪江町では、原発事故の影響で閉校になる小学校からスタートする。復興をアピールする場所が大半を占める中、震災の「影」も映し出すルートは異色だ。聖火に込められた住民の思いを追った。

 「多くの町民にとって愛着がある場所なので、やっぱり、さみしいですよね」。3月19日、浪江町を走る聖火ランナーの渡辺聖子(しょうこ)さん(45)の案内で町の中心部にある浪江小学校を訪れた。2011年3月の東京電力福島第1原発事故以来、この校舎には児童が戻らないまま4月に閉校になる。校舎も解体される見通しだ。

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