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検証・安倍政権

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河井克行元法相が議員辞職届 大規模買収「万死に値する」と所感

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河井克行被告

 2019年7月の参院選広島選挙区の大規模買収事件で、公職選挙法違反に問われた元法相の衆院議員、河井克行被告(58)=自民党を離党=が25日、秘書を通じて大島理森衆院議長宛てに議員辞職願を提出した。河井被告は報道各社に所感を発表し「私の過ちにより、広島県の皆様、国民の皆様に対して多大なるご迷惑をおかけした。心からおわびする」と謝罪した。4月1日の衆院本会議で辞職が許可される見通し。

 河井被告は所感で「お金で人の心を『買える』と考えた自らの品性の下劣さに恥じ入るばかりだ」として買収への関与を認め、「皆様の信頼を裏切ってしまったこと、万死に値する」とつづった。

衆院本会議場の河井克行被告の氏名標(奥)=国会内で2021年3月25日午後1時29分、竹内幹撮影 拡大
衆院本会議場の河井克行被告の氏名標(奥)=国会内で2021年3月25日午後1時29分、竹内幹撮影

 辞職に至った理由については「私の行為によって深刻な政治不信を招いたことを真摯(しんし)に反省し、責任を取る」とし、「裁判の場で誠心誠意丁寧に説明責任を果たしてまいる所存だ」と付け加えた。

 河井被告は23日の東京地裁で行われた被告人質問で、無罪主張を一転させて買収を認め、議員辞職の意向を示していた。河井被告が選出された衆院広島3区では補選は行われず、次期衆院選に吸収される。自民党は独自候補擁立を見送り、公明党の斉藤鉄夫副代表を推すことで合意している。

 公選法違反(買収)で有罪が確定した妻の案里元参院議員(自民党を離党、当選無効)は2月3日に議員辞職した。【東久保逸夫】

【検証・安倍政権】

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