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第93回センバツ高校野球

第93回選抜高校野球大会の特集サイトです。3月19日から4月1日まで阪神甲子園球場での熱戦を全試合ライブ中継します。

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中京大中京・櫛田 あの日の「選手で出たい」結実 選抜高校野球

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七回裏中京大中京2死二塁、櫛田が2点ランニングホームランで本塁へヘッドスライディング=阪神甲子園球場で2021年3月25日、津村豊和撮影 拡大
七回裏中京大中京2死二塁、櫛田が2点ランニングホームランで本塁へヘッドスライディング=阪神甲子園球場で2021年3月25日、津村豊和撮影

 第93回選抜高校野球大会は第6日の25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、中京大中京(愛知)が2―0で専大松戸(千葉)との接戦を制した。守備から途中出場した櫛田理貴(3年)が七回、決勝のランニング2点本塁打を放った。

 昨秋は公式戦出場ゼロ。大会直前の登録変更で甲子園のベンチ入り18人に滑り込んだ背番号15は「この1打席のためにバットを振ってきたんじゃないのか」と自らを奮い立たせ、殊勲の一打を放った。脳裏に浮かんだのは「選手でやりたい」と言い切ったあの日だ。

七回裏中京大中京2死二塁、櫛田が2点ランニングホームランを放つ=阪神甲子園球場で2021年3月25日、藤井達也撮影 拡大
七回裏中京大中京2死二塁、櫛田が2点ランニングホームランを放つ=阪神甲子園球場で2021年3月25日、藤井達也撮影

 チームが専大松戸の先発右腕・深沢の前にわずか2安打と打ちあぐねる中、六回に右翼の守備から出場した。七回2死二塁、左打席に立ち、追い込まれてからの5球目。「一番打ちやすいところに来た」と、真ん中の139キロの直球を逆方向にはじき返した。前進守備から飛びついた左翼手の手前で弾んだ打球がフェンス際まで転がる中、二塁、さらには三塁も蹴って本塁へ気迫のヘッドスライディング。甲子園初打席が勝利を呼ぶランニング2点本塁打になった。

七回裏中京大中京2死二塁、2点ランニングホームランで生還し、雄たけびを上げる櫛田=阪神甲子園球場で2021年3月25日、津村豊和撮影 拡大
七回裏中京大中京2死二塁、2点ランニングホームランで生還し、雄たけびを上げる櫛田=阪神甲子園球場で2021年3月25日、津村豊和撮影

 昨秋は三塁ランナーコーチを務めていた。冬場に高橋監督から「このまま三塁コーチでいくか」と聞かれて発奮。選手で出たいと即答し、165センチと小さな体で紅白戦や打撃練習などで猛アピールした。「レギュラーになってもおかしくないレベルになった」と高橋監督に認められ、大会直前にメンバー入り。起用に応えた姿に高橋監督は「冬の櫛田の頑張りが思い浮かんだ」と目を細めた。

 聖地でつかんだ自信。「人生の中で1回は柵越えもしてみたい」と、さらなる高みを目指す。【森野俊】

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

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