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第94回センバツ高校野球

第94回選抜高校野球大会の特集サイトです。阪神甲子園球場での熱戦全31試合をLIVE配信します。

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仙台育英 「陣取り合戦」制したこだわりの走塁 選抜高校野球

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一回裏仙台育英2死二、三塁、秋山の内野安打で二塁走者の八巻も生還=阪神甲子園球場で2021年3月25日、津村豊和撮影 拡大
一回裏仙台育英2死二、三塁、秋山の内野安打で二塁走者の八巻も生還=阪神甲子園球場で2021年3月25日、津村豊和撮影

 第93回選抜高校野球大会は第6日の25日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦が行われ、仙台育英(宮城)が神戸国際大付(兵庫)を13―5で破り、8強一番乗りを決めた。

一回裏仙台育英2死二、三塁、秋山が適時内野安打を放つ=阪神甲子園球場で2021年3月25日、藤井達也撮影 拡大
一回裏仙台育英2死二、三塁、秋山が適時内野安打を放つ=阪神甲子園球場で2021年3月25日、藤井達也撮影

 仙台育英の須江監督の持論は「野球は陣取り合戦」だ。その心は、相手の本塁に向けて一つでも前に進むことの大切さ。そのためにこだわってきた走塁が得点に結実したのが、一回2死二、三塁、秋山の二塁への適時内野安打で2者が一気に生還した場面だ。

 二遊間深くへの緩い打球に、神戸国際大付の二塁手・山里は何とか追いついたが、取り損なった。二塁走者の八巻はそれを尻目に三塁を蹴る。山里は慌てて本塁に投げたが、滑り込んだ八巻の足の方が早かった。

 八巻は「取り組んできたことが出せた」と喜んだ。三塁に到達する際、減速することなくベースの角を蹴り、そこからさらに加速する。練習で何度も繰り返してきたことだ。

二回裏仙台育英1死三塁、木村(左)のスクイズで三塁走者の島貫が生還=阪神甲子園球場で2021年3月25日、津村豊和撮影 拡大
二回裏仙台育英1死三塁、木村(左)のスクイズで三塁走者の島貫が生還=阪神甲子園球場で2021年3月25日、津村豊和撮影

 二回無死二、三塁では、松田の遊ゴロで、三塁走者の遠藤が好スタートを切って生還。前進守備をしていたにもかかわらず一塁に投げざるを得なかった遊撃手の栗原は「仙台育英は機動力があるので警戒していたけど、無理だった」と脱帽するしかなかった。

 八巻も遠藤もチーム内では決して足が速い方ではない。だが、走塁技術、打球判断は一級品に鍛え上げられている。「走れない、走らない選手は使わない」と語る須江監督の意図は、チームの隅々にまで行き渡っている。【岸本悠】

全31試合を動画中継

 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。

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