スペイン、欧州4カ国目の安楽死合法化 「自己決定」に高い支持

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安楽死合法化の実現を訴え、マドリード市内を行進する人々=2021年3月18日、ロイター
安楽死合法化の実現を訴え、マドリード市内を行進する人々=2021年3月18日、ロイター

 スペイン下院で3月18日、安楽死を合法化する法案が可決された。オランダが2001年4月に世界で初めて安楽死を法制化してから20年となり、欧州では4カ国目になった。近年は欧州での導入も停滞していたが、死の「自己決定」の権利を求める当事者らの訴えにスペインの世論が動いた格好だ。

 「きょうからスペイン人はより安らかで自由に眠りにつくことができる。同時に、母の願いが尊重されるよう闘ってきた私たちには、母が苦しんで亡くなってしまったことへの怒りもある」

 アルツハイマー病を患い、安楽死を望みながらかなわなかった母を持つダネル・アセル・ロレンテさん(45)は法案可決を受けてAFP通信に語った。

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