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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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新居で「幸せな生活を」 陸前高田、仮設最後の入居者退去

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プレハブ仮設住宅から引っ越す村上サルヴァションさん(右)。新居を建設した工務店社長の佐藤安信さん(左)も荷物運びを買って出た=岩手県陸前高田市竹駒町で、中尾卓英撮影
プレハブ仮設住宅から引っ越す村上サルヴァションさん(右)。新居を建設した工務店社長の佐藤安信さん(左)も荷物運びを買って出た=岩手県陸前高田市竹駒町で、中尾卓英撮影

 岩手県内で唯一残っていた陸前高田市竹駒町の「滝の里仮設団地」で25日、最後の入居者が退去した。同市のパート従業員、村上サルヴァションさん(49)で、約10年の仮設暮らしで使った荷物の運び出しを、亡き夫の先輩やかつての仮設入居者らが手伝った。

 村上さんは高校2年の長男(17)と2人暮らし。津波で自宅を流され、この仮設に身を寄せていた。

 新居の図面が完成したさなかの4年前、夫の幸二さん(当時55歳)が脳梗塞(こうそく)で亡くなった。同市気仙町に建てた新居には幸二さんの遺影や好きだった盆栽を飾れる仏間も作った。「これからはハッピーライフ、ロングライフを望むだけ」と願った。

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