次期衆院選へ維新「実績作り」か スピード成立の大阪府市一元化条例

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
大阪府市の広域行政一元化条例案を賛成多数で可決した大阪市議会=大阪市北区で2021年3月26日午後4時44分、大西達也撮影
大阪府市の広域行政一元化条例案を賛成多数で可決した大阪市議会=大阪市北区で2021年3月26日午後4時44分、大西達也撮影

 大阪府と大阪市の広域行政を一元化する条例は26日に市議会でも成立し、4月1日の施行が決まった。政令市の主要権限を府に移す初の試みだが、「府市一体」にこだわる大阪維新の会が条例提出から可決まで1カ月のスピード審議で成立を急いだ。反対した会派からは「議論が不十分で生煮えだ」と批判も上がる。

 「期間が短すぎて市民が理解する前に決まってしまった。非常に荒っぽいやり方で成立した」。条例に反対した自民党市議団の北野妙子幹事長は閉会後、記者団に悔しさをにじませた。

 府市は1月下旬に条例の骨子を公表したが、内容は理念などにとどまった。条文の全容を公表したのは2月17日。府民・市民を対象に意見を募る「パブリックコメント」(募集期間1月25日~2月20日)の締め切りわずか3日前だった。

この記事は有料記事です。

残り1452文字(全文1790文字)

あわせて読みたい

注目の特集